はるの趣味日記

野鳥撮影系大学生の雑記ブログ

一眼レフカメラでの野鳥撮影時のブレの原因を解明していくよ

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 写真を撮影するときに敵になるのがブレ。どんなにいい構図で撮っていてもブレていたりピントが合っていなかったりすると講評で突っ込まれてしまうポイントです。

 

狙ってブレを起こした写真なら別ですが普通の写真ではぶれていないことが前提になります。特に物撮りや広告写真などでぶれた写真は使い物になりません。

 

今回は物撮りや広告写真ほどブレにシビアではないもののぶれない方が良いとされる野鳥撮影にシチュエーションを絞ってブレの話をしていこうと思います。

手ぶれ

 野鳥撮影初心者にありがちです。止まりものの鳥を撮影している時にもブレていたら手ぶれを疑ってください。

 

さて、手ぶれを無くすために見直すポイントですが2つあります。

  • シャッタースピードが低すぎる
  • 構え方が悪い

以上の2つですので解説します。

シャッタースピードが低すぎる

一眼レフカメラを使った野鳥撮影では撮影時の焦点距離はほとんどの場合500mm以上。aps-cカメラならフルサイズ換算で1000mm近くになります。

 

一般的に手ぶれしないシャッタースピードは焦点距離分の1秒と言われています。

 

もちろん筋肉がある人からヒョロヒョロの人まであるので人それぞれにはなるのですが、この理屈だとaps-cで1000分の1秒、フルサイズで600分の1秒は欲しいところになります。

 

しかしあくまでこれは手振れ補正抜きの時。なのでここに手振れ補正を考慮すればもう少しマシになります。最近の望遠レンズは3~4段分の手振れ補正がついているものが多いですね。

 

参考までに僕が使っているtamronの150-600はメーカー公称値4段分の手振れ補正が効くようです。

 

なのでシャッタースピードは理屈上aps-cで125分の1~60分の1、フルサイズでは60分の1~30分の1あればいいことになります。

 

実際そんなわけがないんですけどね。当然こんなシャッタースピードで撮影すればぶれます。フルサイズで確かめたわけではないですがaps-cで似たような設定で試したときは普通にぶれました。

 

なんでダメなのか?これは一般的な機材の話でしかも構えもしっかりした人が撮影することが前提だからです。

 

構えのことは後に回すとして、野鳥撮影の機材ってカメラ+レンズで軽くても3kgくらいの重さになると思います。

 

重量がある機材ほど手ぶれしやすくなるのは当然ですね。ですのでシャッタースピードの一般論を鵜呑みにせずできる限りシャッタースピードには余裕を持ちましょう。

 

ちなみに僕の場合ですが180分の1だとぶれる確率は半分くらいで250分の1くらいまでシャッタースピードを上げるとほとんど手ぶれはしなくなります。

構え方が悪い

キットレンズみたいに軽くて焦点距離も短いレンズを使っていれば多少構え方が悪くても手振れは起こらないかもしれません。

 

が、しかし。

 

野鳥撮影に使う機材は上で書いたように軽くてもカメラ+レンズで3kgクラスが普通なわけです。

 

そのうえ焦点距離も長いく、レンズ本体も長いので当然バランスは最悪。そんな機材を使うんですからしっかり固定しなければ止まる被写体も止まりません。

 

なので野鳥撮影において構え方は絶対にマスターしなければならない技術の一つなのです。

 

カメラの詳しい構え方はこの記事で説明しているので興味のある方はぜひ見てみてください。

hobby-diary.hatenablog.com

ざっくりと説明すると

  • カメラのグリップをきっちり握って反対側の手はレンズフードに添える
  • カメラボディは顔に押し付けるようにする
  • 脇をきっちり閉める
  • 腰を落とし目で重心を低くする

以上の4つです。

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上で張り付けた記事から使い回しの写真になりますがだいたいこんな感じ。

 

裏ワザとしてレンズの手前側を自分の肩に乗せるというやり方もありますが体が硬い人はできない場合があったり周りの人からキモイと思われたりするので注意が必要です。

被写体ぶれ

基本的に動きものの時に考えるべきブレです。飛び立つ瞬間や羽ばたきの瞬間、水を払う動作などを撮影するときは考えなければなりません。

 

もし止まりもので手ぶれしない最低限のシャッタースピードで撮影していたら使い物にならない写真になってしまいます。

 

完全にぶれない写真を狙うなら大型の鳥の場合2000分の1、小鳥の場合4000分の1くらい欲しいところです。もし完全に止めず動きを表現したい場合は体は止まって翼がぶれるくらいのシャッタースピードに設定してください。

 

それと手振れ補正があればもっと遅いシャッタースピードでもいいんじゃないかと思う人もいるかもしれません。

 

しかし手振れ補正はあくまで手振れを補正するためのものであって被写体ぶれは補正することができません。なので動く被写体を止めたい時はシャッタースピードを調節して止める必要があります。

 

余談ですが流し撮りの場合はシャッタースピードをそんなに速くする必要はありません。野鳥撮影に使われるレンズでは流し撮りに対応した手振れ補正モードを備えたレンズもありますし。

 

しかしこの場合設定の難しさよりもテクニックが必要な撮影になるので綺麗な写真を撮るには何度もチャレンジする必要があります。

 

ちなみにハクチョウやハイイロチュウヒのような滑るように飛ぶタイプの鳥は流し撮りできますが普通の鳥のように横の移動だけでなく縦にも動いている鳥は流し撮りは難しいでしょう。

 三脚使用時のブレ

三脚を使用していからシャッタースピードを下げてもいいよねと思う人もいると思います。

 

その考えは間違ってはいません、少なくとも手持ちの時よりはシャッタースピードを下げても大丈夫です。

 

ですがあまりにも下げすぎるといくら止まっている鳥であろうともぶれた写真になることがあることを知っておくべきです。

 

一眼レフカメラの場合内部にミラーが入っていてシャッターを切るたびにミラーが跳ね上がっていますよね。

 

超望遠レンズを使っている時にシャッタースピードを下げすぎるとこの時のミラーショックが原因で微妙にぶれてしまうことがあります。

 

ただ、これには対応策があってライブビューモードを使うことで簡単に防止することができます。

 

ライブビューモードはミラーアップしてから撮影するのでシャッターを切るときのミラーショックも当然なくなります。

それでもぶれている様にみえるなら

もしかしたらピントが合ってないかもしれません。しっかり狙ったところに合わせる練習をするかそれでもだめならレンズ本体のピントの調整をするべきかもしれませんね。

 

最近の機種はピント調整も自分でできるものが多いですが、できない場合はメーカーのサービスセンターに持って行って調整してもらうのがいいと思います。

 

できればレンズ単体だけで合わせてもらうのではなく使っている一眼レフ本体と一緒に見てもらうのが良いでしょう。

 

以上で今回の記事は終了です。せっかく素晴らしい構図、タイミングで撮影してもぶれたりピントが合ってなかったりするとどうしようもありません。

 

撮影するときは野鳥撮影であろうとなかろうとしっかり気を付けておきましょう。