はるの趣味日記

野鳥撮影系大学生の雑記ブログ

探鳥スポット!7月の石垣島で4日間野鳥を探してきました

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 7月4日から7月8日の日程で石垣島に行ってきました。目的は野鳥観察及び撮影です。

 

渡り鳥に期待できる時季ではないので、八重山地方限定種と夏鳥を目当てに行ってきました。

 

野鳥目当てと言っても基本的に自然の豊かな場所なので石垣島の美しい風景もまとめて楽しむことができましたと思います。

石垣島に持って行ったもの

今回は大阪で用事があったついでにピーチを使って石垣島へと渡ったため、バードウォッチングのための道具はほとんど持っていくことはできませんでした。

 

そのため観察機材はなしです。望遠レンズを付けたカメラを双眼鏡の代わりとして用いました。

 

機材は例によってCANONの7DとTAMRONの150-600です。これに加えてバッテリー3つとCFカード16GB、バッテリーチャージャーを持っていきました。

 

CFカードの容量が少ないと思われるかもしれませんが、16Gあれば1日分の撮影はどうにかなるので宿に帰ってパソコンでデータをオンラインストレージに移し替えることで4日分持たせることができました。

 

ワンドライブなら170円で50GB分のオンラインストレージを使うことができるのでお金がない方はおすすめです。

 

 

宿でパソコンとインターネット環境を借りることができる方限定ですけどね。

宿泊先

今回はあまり金銭的に余裕がなかったためゲストハウスに宿泊しました。

 

2件宿泊させていただいたのですが、1件目はゲストハウスえみっくす、2件目は美ら宿石垣島です。2件とも石垣市街地の商店街の中にあります。値段はどちらも2000円ほどでとても格安です。

 

僕のようにお金のない学生が遠征したいというときにお勧めです。

 

ちなみにゲストハウスえみっくすでは自転車を無料で借りることもできるため探鳥地を自転車で回りたいという人は費用を抑えることができます。

 

 まあ、少しぼろいなとは思いますが、、、。

石垣島探鳥での注意点

石垣島の夏は非常に暑いです。ですので熱中症には本当に注意してください。特に僕のように徒歩と自転車をメインにして鳥を探す方は注意してください。

 

探鳥地などを自転車や徒歩で回っている時何度か暑さで倒れそうになりました。

 

自販機があれば水分補給もできるのですが、残念ながら鳥がいそうな山の中などに行くとほとんど自販機はありません。

 

水分補給用の飲み物は最低でも500mlペットボトル×2本は用意してください。1本ではだめです。絶対に予備は必要です。

 

また、山に入ると簡単にはクーラーの効いた室内には戻れません。休憩する場所は基本的に気温の高い屋外になります。外にいるだけでだらだらと汗が湧き出てくるような環境です。

 

それに山の中では人と会うこともあまりありませんので倒れたら終わりです。暑さ対策は万全にしておきましょう。なめてると死にます。まじで。

 

冬の石垣島は行ったことがないのでわかりませんがここまで気を付ける必要はないと思います。

 

 基本的にお金を節約したために苦しい思いをすることが多かった石垣島ですが目的の鳥の多くを観察・撮影することができたので結果として大満足の遠征だったと思います。

 

前書きはここまでで以下探鳥記録です。

 

石垣島探鳥1日目

この日は格安航空であるピーチの朝の便で関西国際空港からの移動から始まります。

 

前日に空港泊をしていたため、朝の便にも遅刻せずに手続きを済ませることができました。

 

余談ですが、関西国際空港は空港泊をするには非常に良い環境です。

 

早朝便を取ったがお金が無くて宿に泊まるのは厳しいという方はぜひ利用されると良いかと、、、。

 

待合室で毛布が借りれますし、中に有料の仮眠スペースのようなものもあります。コンビニやファストフード店も24時間営業で非常に便利ですよ!!

 

話が逸れてしまいましたが、ピーチに搭乗し石垣島に着くまで約2時間。意外と暇を持て余してしまいます。

 

寝ようにもシートが固く前後のスペースが狭いのでリクライニングはほぼできません。

 

ですのでピーチ便の少し距離のあるフライトに乗る際は音楽プレイヤーや本などを持ち込んで気を紛らわせるのがおすすめです。

 

石垣島到着。

 

石垣島は関西に比べると非常に気温が高く感じました。

 

実際にどれくらい違ったのかは見ていませんが感覚的には5℃くらい違ったんじゃないかと感じます。石垣島到着後、約15分おきに出ている市街地行きのバスに搭乗します。所要時間約50分でした。

 

市街地到着後はこの日に宿泊するゲストハウスに探鳥用の道具以外の荷物を置かせてもらい、自転車を借りて移動を開始します。

 

この時点での時刻は11時30分。今回まず最初に目指す場所はカンムリワシ狙いでのバンナ岳です。

 

バンナ岳を選んだ理由は以前バーダーに石垣島の探鳥地として載っていたからという理由と自転車でもぎりぎり行けそうな場所だったからです。

 

結論から言うとバンナ岳では八重山方面の鳥は少しは見ることができました。

 

しかし異常な暑さや水分不足、道に迷うなど正直死を覚悟するような目にあったので他の人にはこの時期の徒歩及び自転車でのバンナ岳探鳥はお勧めできません、、、。

 

僕も二度と行きたくありません。

 

バンナ岳に行くまでに少し急な坂を1km以上登りました。途中の道には水田や干拓、サトウキビ畑がちらほらあり、シロハラクイナやバン、ムラサキサギなどが観察できました。また、電線にはメジロがいました。

 

メジロの亜種の違いはほぼ判りませんが土地的に亜種リュウキュウメジロではないかと思います。

 

市街地から一番近いバンナ岳の入り口に到着し、駐車場に自転車を止めて移動を開始しました。

 

この入り口は南口と呼ばれている入り口です。公園内は南、東、北、西の4つの入り口があり南北の入り口の差はおよそ3.5km。

 

ただしこれは直線なので遊歩道を通って南北入り口間を歩いた場合およそ4kmほどのようです。今回は東まわりで北口を目指して一周して帰ってくる計画で探鳥をスタートしました。

 

まず初めに南口から東口間で橋の下に下りる道があったのでその道に下りてみることにしました。

 

何もいないだろうと思っていたら早速何か鳥がいます。付近にはハシブトガラスが大量にいるのでおそらく同じだろうと考えたのですが少し違うようです。

 

今回双眼鏡がないのでカメラを構えて確認したのですが飛ばれてしまいました。

 

見える範囲に止まったので確認したところどうやらカンムリワシのようです。

 

目当ての鳥を早速発見してしまいました。狙った鳥を自分で発見できるのはとてもうれしいですね。撮影しようとしたところすぐにカラスに追われてどこかに行ってしまいました。

 

残念でしたが、こんなにすぐに見つかるなら他の場所でもすぐに見つかるだろうと思いその場を後にしました。

 

正直この発想は甘かった、、、。

 

ここから東口までおよそ3km、ひたすら歩いたのですがほぼハシブトガラスとヒヨドリしかいません。

 

一応八重山方面の亜種なのでしょうがせっかく石垣島まで来てこの2種しかまともに見れないというのはつらい、、、。

 

結局途中でシロハラクイナを一瞬確認できたから救われたものの歩いている間は鳥がいないどうしようという思いでいっぱいでした。暑すぎて汗がだらだら状態のまま東口まで到着しました。

 

自販機と日陰になっている休憩所があります。助かりました。自動販売機で水を購入し飲み干します。ついでに予備の水分も補給してしばらく休憩していました。

 

ぼーっと道路側の方を見ていると鳩のようなものが止まっています。見ているのに気づかれたのか僕の目の前を横切って飛んでいきました。

 

飛んで言った瞬間冷汗が出ました。キンバトです。石垣島では期待できないという話が多かったので度肝を抜かれました。

 

ゲストハウスを出発してからおよそ2時間。この時点でムラサキサギ、カンムリワシ、キンバトと八重山系の鳥を抑えることはできています。

 

しかし悲しいことに証拠写真すら撮影できていません。石垣島の野鳥は本土の野鳥に比べて人間に対する警戒心が強い気がします。

 

バンナ岳の東口でキンバトを見てから周辺を見ているとカラ類の声がしました。じっと見ていると4羽ほどの鳥が木々の間を動き回っています。

 

 どうやらシジュウカラのようですが石垣島亜種の亜種イシガキシジュウカラのようです。全体的に本土のシジュウカラよりも黒いですね。

 

ヒヨドリにも言えることですがこの島の野鳥は本土と同じ種であっても少し色が濃い亜種が生息しています。

 

その後は同じ場所で橋の下に下りる道があったのでキンバトがいると見込んで探索を行いました。あ、別にルートを外れているんじゃなくて遊歩道内ですよ。

 

かなり草が生い茂っている地点が多くハブが出てくるんじゃないかと思いびくびくしながら探索したのですが、ハブどころか鳥も何も出てきませんでした。

 

あきらめて北口に向かいますがその途中でも何の鳥も出てきません。

 

お昼過ぎという鳥もあまり出てこないような時間帯ですから仕方ないといえば仕方ないことなのですが、この暑さの中何も見られないというのはモチベーション的にも体力的にもつらいものがありました。

 

北口から出て少し坂を下がると水鳥観察場所という湖に来る鳥を観察できる小屋があるようです。

 

せっかくですから行ってみることにしました。少し大きな小屋があり、中に入ると湖方面に小さな窓のような形が開いています。どうやらここからスコープで水鳥を観察するようです。

 

スコープを持ってきていないので、カメラで湖の上を探っていくのですが鳥が見当たりません。

 

それでも岸壁の方まで丁寧に探っていくとカルガモのような鳥がいました。

 

石垣島ではフィリピン方面に生息しているアカノドカルガモの記録もあるのでもしかしたら違う種かも!という思いで識別しましたが、そんな期待は裏切られるものです。

 

普通のカルガモでした。

 

ちょっと期待してしまった分落胆は大きかったですがせっかくこの島に来たのですから落ち込んでいる暇がもったいないです。

 

次の目的地である西口に向かって歩き出しました。西口までの道のりにはハイビスカスのような赤い花とヤシの木で区切られた舗装された道があります。

 

黒くて綺麗な蝶や白っぽくて綺麗な蝶が舞っていたので息抜きに撮影をしてみました。

 石垣島は蝶の観察・撮影でも有名な島のようです。道をずっと歩いていくと何やら緑がかった鳩のような鳥が2羽木に止まっています。

 

嫌な予感がしましたがやはり飛びました。それもすこし自分の方に向かってくるようなカーブを描いて山側と反対の方向に消えていきました。

 

キンバトです。

 

石垣島ではあまり見られないといわれているキンバトに3羽も出会っておきながら撮影はおろかじっくり観察もできないというのはとても悔しかったです。

 

 見れているだけ良いのだから贅沢だとは思いますが、人間欲が出てくるものなので、、、

 

北口と西口の道を3分の2以上来たところで自然生態園という場所の近くまで来ました。

 

いかにも鳥がいそうな名前の場所です。期待大なのですが、暑さで辛くなっていたところなので日陰で休めるところを探していました。

 

いろいろ興味のあるところを寄り道したためフラフラ&汗だくです。

 

どうやら自然生態園周辺に今の道から分岐はしますがD棟と呼ばれる施設があるようなのでそこを目指すことにして、道中で鳥を探します。

 

D棟にたどり着けたのですが、道中での成果はハシブトガラスだけでした。本当にこの山はハシブトガラスが多い、、、。

 

ベンチで30分以上休憩します。休憩しながら地図を眺めてどのみちを行くかを決定しました。

 

D棟の近くからさっき分岐したところまで戻らずに自然生態園の中を通って西口の近くまで行く道があるようでした。

 

この道を通ることを決定したのですが、この決定を下したことがバカでした、、、。

 

素直に分岐点まで戻っておけばよかったものを、、、。D棟付近の道から自然生態園につながる道を歩きます。

 

無事に自然生態園にたどり着くことはできたのですが、園内を探索してもハシブトガラスしかいません。

 

加えていえば他の場所よりもハシブトガラスの数はなんだか多かったように感じます。

探せばリュウキュウアカショウビンやリュウキュウコノハズクくらいはいるのかなと思っていましたが全くそんなことはありませんでした。

 

期待してしまった分、ショックが大きかったです。気を取り直して園内から西口まで通じている方向に歩き出しました。

 

しかしなんだかおかしい、、、。まず、地図に書いてあった距離よりも明らかに長い距離を歩いていること、そしてもう一つは登っている道が多いこと。

 

地図に書いてある通りならもう確実に大きな道に出ているはず、、、。考えられる答えは一つ。

 

道、間違えた?

 

地図を見ると一本だけやけに長く山の中央方面に向かっている道がありました。どうやらこの道に間違ってきてしまったようです。とはいえ、この道も1kmもつづかないはず!

 

進み続ければ案外何とかなる!という考えを持っていました。しかし発想が甘かった。さっきから誤算しかありません。

 

 途中から階段の傾斜が増しました。バンナ岳の高いところまで短距離で登るのですから傾斜がきつくならないわけがありません。

 

どうやらこの傾斜をあと数百メートルは登り続けなければいけないようです。暑い。

 

体力が続かなくなって日陰に座り込んでしまいましたが、日陰に入っても汗がだらだら出てきます。頭痛もするし死を覚悟しましたね。死因が一人旅中の熱射病なんて情けなさすぎて笑えません。

 

もたもたしていると本当に死んでしまうと思ったのでそこからは休憩せずに何も考えずに階段を上りました。最後に階段の終わりが見えた時は涙が出そうになりました。

 

本当に生きててよかった!!

 

どうやら着いた場所はエメラルドの海を見る展望台という場所のようです。

 

景色は最高に綺麗でした。

 

天気も良いし、石垣市街とその奥の海を一望する景色!地獄のような階段を登り切ったご褒美にふさわしいと思いました。本当は車があれば簡単に来れる場所なんですけどね、、、。

 

この後はそのまま山を下って最初に自転車を置いた南口まで無事に戻ってくることができました。

 

この時点でおよそ午後4時。バンナ岳を出発し、自転車で市街地付近まで下ってきました。行きは暑さと坂道のせいでつらかった道のりですが、帰りは自転車をこぐことなく乗っているだけで目的地に着くのでラクラクでした。 風もとても気持ち良いです。

 

今日の探鳥をここで終わらせるのは悔しかったので、市街地のはずれを沿って流れている新川という川に沿って下ることにしました。

 

川沿いには草が茂っているためほとんど鳥は探せませんがたまに出てくる草の隙間から川底を覗くとシロハラクイナが観察できました。

 

ほかにも電線に聞きなれない声で鳴いている鳥がいたので観察してみるとシロガシラでした。

 

日本では沖縄県や奄美大島以外で観察することが難しい種なので石垣島にくるならぜひ見ておきたかった種です。

 

とてもうれしい!! 川沿いで観察できたのはこの2種だけです。

 

ですが自分にとってはなかなか見れない種なので数は少なくともとてもうれしい観察でした。撮影はほとんどできていません。距離も遠いしすぐに茂みに逃げられてしまいます。

 

この島で野鳥撮影を行いたければもう少し工夫をしないと苦しいかもしれません。新川の河口までやってきました。川自体がかなり小さめの川なので河口もそれなりの大きさです。

 

ですが河口部からは砂浜が広がっており餌をとるためにアオサギとクロサギが水辺にいます。恥ずかしながらクロサギはライファーです。

 

ちなみに今回観察したクロサギは黒色型でした。沖縄方面はクロサギの黒色型は少なく、白色型が多いと聞いていたのですがそうでもないのでしょうか?

 

実際、今回の石垣島探鳥を通して観察したクロサギは白色型と黒色型の割合がおおよそ一対一でしたし。

 

新川河口ではこの2種のサギ以外にしきりに飛び込みを行っている鳥が3匹ほどいました。すべてアジサシ類なのですが一種はエリグロアジサシ、もう一種はオオアジサシです。どちらも初めて見ました。

 

というよりアジサシ類を観察すること自体が初めてだったので興奮しました。気分は最高でしたが飛んでいるアジサシを撮影するのは難しいです。

 

 結局こいつらも満足するレベルで撮影するのは難しく証拠写真となってしまいました。

 

まだ日が落ちるまでは時間があったので探鳥を続行することにしました。山や畑方面で探鳥するのは難しいと考え、海方面を探索することにしました。

 

市街地と反対側、、、つまり西に向かって自転車を進めます。河口から海沿いを進み続けるのは難しそうなのでしばらく西に進みます。

 

途中海沿いの堤防に進めそうなところがあったので自転車で入ったりも。

 

堤防は基本的に片側が海、片側が芝生や木などになっているのですがシロハラクイナが堤防に出てくることがちょこちょこ。

 

 人間を発見すると海とは反対側に逃げていくことが多かったなと感じます。さらに進み続けると左側にちょっと大きめの岩礁を海上に見つけました。

 

アジサシ類がいそうだなと思って観察してみると、どうやらエリグロアジサシが4羽ほどいます。

 

この岩礁も遠いので証拠レベルの撮影になりますが、止まっている分撮影はしやすかったです。4羽もいれば繁殖しているかもしれないと思ったので何枚か証拠写真を撮影して先に進みました。

 

特に何も見当たりませんでしたが、石垣島の日没を堪能してきました。水平線や夕暮れ時など、やはりこの島の風景は美しいなと感じます。

 

日没ですので今日の探鳥はここで終了です。あとは疲れ切った体で宿泊先まで戻ってベッドで睡眠をとるだけ、、、。思った以上に市街地までの距離があってつらかったですが、それでもたどり着けたので良しとしましょう。

 

石垣島探鳥2日目

初日とは変わって今回は海をメインに攻めます。これなら途中で死ぬこともないでしょうし。今日の目当ての鳥はアジサシ類とシギチです。

 

ゲストハウスで自転車を借りる手続きをして、海に繰り出します。朝寝坊してしまったので出発は9時になりました。

 

コンビニで手早く朝食を済ませて石垣島の西方面に向かいます。

 

昨日は夕暮れでしたから飛び回っていませんでしたが、朝ならエリグロアジサシも周囲を飛んでいるのではないかという目論見でエリグロアジサシがいた岩礁帯を目指します。

 

途中で、昨日オオアジサシ、エリグロアジサシがいた荒川河口に立ち寄りますがアオサギしかいません。

 

潮が満ちているからでしょうか?ここで時間をつぶすのも勿体ないので一通り確認したらすぐに西に向かいます。

 

海沿いに出られるところに着くまでは陸地ばかりのところを走るのですが山方面を眺めるとサトウキビ畑がたくさんあります。

 

何かいないかなと眺めながら走っているといました。ムラサキサギです。昨日確認した個体よりもかなり近い距離だったので撮影を試みます。

 

とはいえその場で止まって撮影をすると車道を挟んでいて撮影もしにくい、何より気づかれて逃げられてしまいます。

 

なので少し道を戻って車道を渡り、大回りして現在地と逆の位置から狙うことにしました。結果は大成功です。

 

野鳥の警戒心が強い石垣島での撮影方法を学べた気がした一瞬でした。ムラサキサギを心行くまで撮影できたので目的地に向かいます。

 

堤防に入るとやはりシロハラクイナがちょくちょく堤防に出ています。自転車に乗りながらなので撮影は難しいですね。カメラを首にかけたままでも対応できないほどすぐに逃げられてしまいます。

 

どうしようもないので堤防でのシロハラクイナ撮影はあきらめました。岩礁帯にはエリグロアジサシがいますが飛び回ってはいません。

 

昨日の位置からさらに離れた位置で20分ほど待機したのですが、飛び回る気配はないのであきらめました。

 

まあ、この島なら海を周っていればエリグロアジサシを撮影できる場所くらいはいくつかあるでしょう。堤防の先に進みます。

 

 先に進むと小さな岩礁帯にクロサギとシロチドリがいました。昨日と同じ黒色型のクロサギです。

 

堤防の先まで行ってしまったのでとりあえず市街地まで戻ることにしました。西側はこれ以上先に行くのは難しそうだったので、東側を攻めることに。

 

宮良川くらいまでならなんとか自転車でも行けそうだったのでそこまでの海岸沿いを地道に探していく計画です。

 

とりあえず海岸をさがしていたのですが、人工島に向かう大きな橋の少し東側の堤防から砂浜が広がっているようなのでまずはそこに向かいます。

 

行ってみた結果は砂浜というよりは平たい岩場のような感じでした。それでもシロチドリとクロサギの白色型がいたので良しとします。クロサギの白色型を初めて見ましたが、案外わかりやすいんだなと驚きました。

 

全体的にずんぐりしていることや足の太さ、短さなど、普通に見られる白色系のサギと比べると違和感があります。

 

クロサギの白色型をじっくりと観察したので次の場所に移動します。次の海も手前側に砂浜はあるもののほとんどが岩場でした。石垣島は砂浜が多いと思っていたのですが、案外そうでもないのでしょうか?

 

とりあえず堤防から鳥を探しますが見当たりません。仕方がないので砂浜の途中まで進んで座り込みます。

 

シロチドリが岩場の方にいるのを確認しましたが遠いので気にしないことにしました。

すると、すぐにこちらの方に2羽ほど飛んできます。

 

どうやら追いかけあいをしているようなのですが、こちらを気にせずにかなり近くまで近づいてきます。おかげでいい写真を撮影することができました。

 

シギチは小さい上に近づくことができないのであまり好きな被写体ではないのですがこれくらい近くまで寄ってきてくれるなら積極的に撮りたいと思える鳥です。

 

幸先よく撮影が進められてうれしい限りです。シロチドリを観察した場所の遠くでシギが飛びました。

 

待っていると別の見やすい場所に移動したのですがどうやらキアシシギのようです。距離的に撮影は難しそうなので早々に諦めをつけ、せっかくなので磯を楽しむことにしました。

 

干潮に近い時間帯なのかこのあたりの地磯が遠浅であることが原因なのかわかりませんがとにかく遠くまで岩場が露出しています。美しい風景でした。

 

さらに東側に移動して大きな岩が点在している海岸に出ました。これだけ岩があればアジサシも営巣しているだろうと思い、じっくりと岩の上を観察します。

 

遠くの岩の上に10羽以上エリグロアジサシが止まっているのを見つけました。証拠レベルの写真を残しますが、このレベルでは満足できません。

 

どこか近くにいないか探してみると自分の立っている堤防から近い所に一ヶ所いました。早速カメラを向けて撮影します。

 

10カットほど撮影したところでどうやらエリグロアジサシに気づかれたようでこちらに飛んできます。警戒されたようなのでその場を立ち去ることに決めました。

 

ようやく宮良川まで到着です。堤防の先端から河口の砂浜に下りますが、鳥がいません。

 

とりあえず水場まで移動します。移動中に一羽のアジサシ類を発見したので撮影しました。どうやらコアジサシのようです。

 

飛んできた方向を見てみると何羽かアジサシが飛んでいたのですが、すべてコアジサシのようです。どうでもいいですがこのあたりの砂は固めなので傾斜があっても楽に歩くことができます。

 

何も思わずに水辺の部分を歩いて移動していました。しかし、僕は勘違いをしていたのです。地面が固いのは表面だけだったということを、、、。この地域、少し上流の方にはマングローブ林が広がっています。

 

ということは本来の地質は泥などの柔らかい地質で、その上に固まった砂が乗っているだけ。

 

傾斜がかかってるところを歩いていたら見事にはまりました。靴底から20cm以上泥だらけです、、、。

 

油断した僕が悪いとも思いますが、正直気分が萎えました。ここでの探鳥はこれで終わりで良い、、、と。

 

とにかくこのままでは帰れないので靴と靴下を脱いで潮だまりで洗います。裸足で市街地まで戻らざるを得なくなりますが泥だらけのままよりはマシです。

 

洗い終わって堤防まで戻ると今度は沖の方に黒い雲が、、、。どんどん近づいてきます。

 

きましたーーー!!!スコールですね!!!

 

対策としてレインコートを持ってきていたので素早く着用&機材の入ったリュックを自分の体で覆うことで準備完了です。土砂降りに5分ほど遭いました。

 

濡れることを覚悟して受ける雨は一周回って気持ちがいいですね。

 

むしろすがすがしい気持ちになりました。手早くレインコートを片付けて市街地まで戻ります。市街地まで裸足で自転車をこいで戻ったので足は痛かったですが仕方ありません。

 

サンダルを買いたかったですが裸足で店に入るわけにはいきませんから、、、。ゲストハウスに到着し、シャワーを借りてリフレッシュした後昼寝をしました。

 

昼寝から起きると5時前。この時間ならまだ動けるなと踏んで、西側のエリグロアジサシがいた岩礁まで行くことにしました。

 

今回目当ての鳥はエリグロアジサシではありません。岩礁の反対側にいい感じの水路があったのでそこで鳥が出てくるのを待とうという算段です。

 

到着後、水路周辺で待っていると岩礁のエリグロアジサシが警戒音を出しながらこちらに近づいてきます。

 

堤防に立っているだけで警戒するなんてとか、今回はカメラすら構えてないぞとか思いながらも仕方がないのでその場を離れて少し遠い所から水路を見ることにしました。

 

ちょっと理不尽な警戒のされ方でしたが営巣中というのはそれだけ鳥にとって気を遣う状況なのでしょうね。もう少し気を付けようと思います。

 

水路での観察ではリュウキュウヨシゴイの飛翔とリュウキュウアカショウビンの飛翔を観察することができました。 両方とも今回初めて観察できたのでとてもうれしい成果です。

 

 帰り際に別の水路を覗くとシロハラクイナが3羽ほど歩いていました。コンクリートで舗装された水路なのであまり飛ばないシロハラクイナには逃げ道がありません。奥に歩いていくシロハラクイナの写真を何枚か撮影しました。

 

とても暗かったですが、ようやくシロハラクイナがきれいに撮れました。そのまま市街地まで戻って今日の探鳥は終了です。

 

石垣島探鳥3日目

1日目、2日目ともに鳥を見ることはできたものの、うまく撮影はできていません。

 

さらに悪いことに台風1号が接近していておそらく4日目の探鳥は天候不順でできないと考えられます。

 

 

 

これは非常にまずい、、、。何とかして3日目中に結果を出さなければ、、、。

 

 ということで、本来はお世話になる予定はなかったのですがバードウォッチングガイドをお願いすることになりました。

 

今回はガイドさんにお願いしたとので細かい探鳥地名は出さないようにします。ご了承ください。

 

今回お世話になったガイドさんは石垣島フィールドガイド Sea Beans さんです。

 

ガイドを1つしか頼んでいないのに判断するのはどうかとも思いますが、個人的な感想としてはとても丁寧な方で鳥の発見もとてもうまいのでとりあえずここにお願いすればはずれはないんじゃないかなと思います。

 

また、目当ての鳥を先に伝えておけばそれに合わせたプランで移動の工程を組んでくれます。非常に柔軟な対応をしてくれるガイドさんなのでよかったらぜひ。

 

(自分がこちらのガイドさんにお願いして良い思いをしたのでちょっとひいき目が入っているかなと思いましたが、リピーターの方も多いみたいなので間違いはないと思います^^)

 

ちなみに1日で一人10000円です。乗り合いツアーみたいな感じでその日に依頼した別のお客さんとも一緒に探鳥を行います。

 

ガソリン代は代金に含まれていたようでしたので、島内を周ってもらってこの料金はかなりお得ではないかと思われます!!

 

集合は朝8時10分に八重山郵便局前に迎えに来てくださるということだったので時間に遅れないように集合しました。時間になると伝えられていた車種で迎えに来てくれました。

 

今回は自分含めてお客さんが4名いらっしゃるそうです。探鳥をはじめてしばらくしてからわかったのですが、その中の一人の方は以前トカラ列島の平島でお会いしたことがあるらしく自分のことを覚えていてくださったようです。

 

完全に忘れていた自分が恥ずかしい。今度から探鳥地でお会いした方の顔はできる限り覚えるようにします。

 

はじめにサトウキビ畑や水田帯などでムラサキサギ、リュウキュウヨシゴイを探します。

 

車を走らせてしばらくするとムラサキサギの若鳥やバンの群れ、シロハラクイナなど様々な鳥が見つかります。

 

リュウキュウヨシゴイも目の前を飛びますが茂みに入ってしまいじっくり見ることはできません。

 

なかなかはっきり観察できないのでいったん別の鳥を探しにいこうということで東の方向に移動しました。どこに行くのかわからなかったのですが、前日に自分が通ったところに到着しました。

 

どうやらリュウキュウアオバズクがいるようです。前日はまったく気にも留めなかった場所なので驚きでした。

 

ガイドの方が素早くリュウキュウアオバズクを見つけてくれたおかげで簡単に撮影することができました。巣立ちが済んでいないのか親が1羽で見張りをしているようです。

 

なんだか非常に目つきのわるいアオバズクですが近くにカラスがいたり観察に来る人間がいればそりゃ目つきも悪くなりますよね。

 

そこから石垣島中部の山に移動してリュウキュウコノハズクを探します。営巣している場所があるそうなのでそこを重点的に探すようなのですが、幸運なことに1回目の探索で発見することができました。

 

念願のリュウキュウコノハズクです。沖縄周辺やさらに南のごく少ない地域の島嶼部にしか生息しない希少な種ですので観察できて本当に良かったです。

 

そこからカンムリワシとリュウキュウアカショウビンを探すために北上し別の山に入りました。

 

車で進んでいくとすぐにリュウキュウアカショウビンが木に止まっているのを発見しました。ガイドの方はやはりすごいです。僕ははまったく気づけませんでした。

 

少し遠いところにいましたが、撮影をさせてもらいます。しかし2、3カット撮影したところで飛んで行ってしまいました。仕方がないので先に進みますがその後も2、3回ほど出会いがあります。

 

ですがどうにも距離が遠かったり、すぐに飛んで行ったりとうまい具合に撮影できません。

 

ここの個体はすこし愛想が悪いのような気もしますが、鳥に文句を言ったって始まりません。

 

なにより昨日まで撮影できていなかった鳥を撮影できたわけですから贅沢を言ってはいけません。

 

さらに先に進むとカンムリワシが木に止まっていました。ただ、見つけたところからでは枝が被ってしまいまともに撮影できません。

 

この道は一本で先にはUターンできるような大き目のスペースがあります。

 

そこに入れば車を反転して逆側からカンムリワシを撮影することができます。しかし先に進むにはカンムリワシの真下を通る必要があります。

 

飛んでしまうかもしれない。しかし、ここからではどうしようもない。少し車を進めて様子を見ましたが、飛ぶ気配は少なそうなので結局真下をくぐることにしました。

 

カンムリワシは飛ばなかったので逆側から撮影してきれいな写真を残すことができたのですが、リュウキュウアカショウビンはあんなに逃げてしまうのになぜカンムリワシはこんな近くを通っても逃げなかったのでしょうか?

 

おっとりした性格の個体だったのでしょうか。

 

目的のカンムリワシとリュウキュウアカショウビンを観察することができたので、さらに移動してツルクイナを探します。

 

この時に行ったツルクイナのポイントでは時間を選ばないと観察することは難しいそうです。時間を選ばなくても雨上がりだと見れる確率はかなり上がるそうですが、この日はからっからの晴天だったので。

 

観察しやすいと言われている時間ぎりぎりにポイントに向かいますがすぐに目の前をクイナ系の鳥が横切って飛んでいきます。

 

ツルクイナの♂でした。そのまま反対側の草地に入っていきました、、、。難しいかもしれないという話をしていたのに到着後1分で見れてしまいました、、、。

 

なんという幸運、、、。もうガイド料の1万円分のもとは取っている気がします。

 

その後、ツルクイナが出てくるかもしれないので車を止めて20分ほど待機していましたが出てこなかったので移動しました。

 

ツルクイナの観察後、さらに移動して最初の個体とは別のアオバズクを観察しに公園のような場所に行きました。

 

どうやらこちらのアオバズクはすでに巣立っているらしく3、4羽ほどでまとまっているようです。現地に到着後、車から降りてすぐに見つかりました。

 

最初の個体と比べて目が丸々としていてとてもかわいいです。しかしなんだか今回のアオバズクを見ていると人間みたいだなと感じます。

 

大人は子育てや敵との戦いに疲れて表情が険しくなり、子供は何も知らずに純粋そうな表情をしているような。

 

やっぱり鳥の世界でも大人になるにつれてストレスは多くなっていくのでしょうか。世知辛いですね。

 

可愛いアオバズクを観察・撮影を終えた後昼食を食べに移動しますが公園から出る手前で車の右側にリュウキュウアカショウビンを発見します。山道での個体に比べてとても近いです!!

 

なんだか今まで見たアカショウビンと比べて穏やかな表情をしていますが、何が違ったのでしょうか?

 

ちなみに車内で穏やかな表情をしているという意見と疲れた表情をしているという意見の2つに意見が割れたのはなんだかおもしろかったです。人の感じ方っていろいろあるんだなあと思いました。

 

昼食ではそーきそば(石垣島のものもそーきそばで括っていいのかはわかりませんが)をメインにしているお店に行きました。

 

僕が食べたのはかつ丼ですが他の方がおいしそうに食べているのを見ると自分もそっちにしとけばよかったかなと思ってしまいます。昼食を食べて店の外にでてあたりを見回してみるとこれぞ南国といった風景。南国風の家や路地が並んでいます。

 

正直石垣市街地はあまり南国感がなくて残念でしたがこの景色を見て感動しました。これこそ自分の思い描いていた南国の風景だと!!

 

探鳥記録なので鳥の話に戻ります。

 

別のお客さんの要望でオオアジサシを探すために、エビの養殖場に来ました。探鳥のガイド雑誌にも書かれていることが多いあの車エビ養殖場です。ここではよくアジサシ類が見られるそうですが、時間が悪いのかあまり目視で探すことはできませんでした。

 

ガイドの方とオオアジサシの要望をしたお客さんが車外に出て探しに行きましたが、自分とあとの2人は車内でお留守番です。

 

1日目、2日目で慣れているとはいえやはり暑いのはつらいので、、、。それに一応アジサシ3種はすでに確認しているのでもういいかな~と。

 

2人が戻ってきました。無事に観察できたようで何よりです。次の移動先ですが、インドハッカを観察するために牧草地の方に移動します。

 

どうやらインドハッカは牧場の骨組みになってきる鉄筋の中に営巣をしているようです。そんなところに営巣して大丈夫か?とも思います。

 

もしかして鉄筋の中って温度は上がらないような仕組みにでもなっているんでしょうか?無事に牧場の周辺で3羽のインドハッカを観察しました。

 

外来種といえども本土ではなかなか見る機会のない鳥ですので、出会えると嬉しいですね。

 

そういえばこのインドハッカ外来種扱いなのに渡るらしく、冬になると数が増え夏になると残るのは数羽ほどだそうです。

 

いったいどこに渡っているのかわかりませんが台湾でも移入されているそうなのでもしかしたら石垣島のインドハッカ個体群は台湾の二次分布由来かもしれませんね。

 

無事インドハッカの観察も終わったので周辺の水田を周りますが特になにも見当たりません。

 

ですがしばらく周ったところでセイタカシギを見つけました。相変わらずきれいな鳥だなと思います。昔はとても珍しい鳥だったそうですが、現在では割と普通に見られる鳥です。

 

珍しさはなくなっているとはいえ特徴的な見た目なので自分的にはかなり好きな鳥です。

 

セイタカシギ観察後は、最初のサトウキビ畑や水田で朝飛んでいるところしか見られなかったリュウキュウヨシゴイを観察します。

 

案外すぐに見つかりますが、警戒しているのか車から降りなくても飛ばれてしまいます。草の中に紛れてしまったので、写真は撮影できていませんがじっくりと観察することはできたので全然OKです。

 

リュウキュウヨシゴイの探索後、市街地を通って空港に向かいます。

 

 なんでも別のお客さんが3時の飛行機で石垣島を離れるそうなのでその送り届けだそうです。ちなみにもう2人の方たちは4時の飛行機に乗るそうです。

 

少しだけ余裕があったので空港付近の海岸に入ることに。アジサシ類が何かいないかなという算段でしたがどうやら何もいないようです。

 

それよりも海の向こう側に黒い雲が。2日目と似たような雲だったのでスコールでしょう。どうやらこちらに向かってくるようです。

 

4時の飛行機で帰られる方が「私たちも空港で一緒に下りるよ。十分に楽しんだから。それで空港にもう一度行く時間が省けるからもう一回ツルクイナを見せてもらってきなさい」と言ってくださいました。

 

本当にありがたいです。自分も将来年下のバードウォッチャーと同じような状況になったら自分はもう十分楽しんだよ、と引き下がれる人間になりたいと思いました。

 

そのまま空港に移動してご一緒させていただいた3人の方とはお別れとなりました。

 

 名残惜しいですが前回平島でお会いしているのでまたどこかの島で再会するだろうと信じています。

 

さて、ここから午前中に行ったツルクイナのポイントに向かいます。

 

途中でスコールに降られましたがすごい量です。2日目よりもすさましい威力でした。

車内だから平気なもののもし外で鳥見中だったらと思うとぞっとします。

 

しかし、これだけの雨がポイントに降ってくれればかなりツルクイナは見やすくなるのではないかという期待もありました。ポイントのすぐ近くあたりに着くころにはもう雨は止んでいました。

 

ベストなタイミングです。早速車を止めてツルクイナが出てくるのを待ちますが、飛びません。

 

しかし、草むらの中に♂の成鳥がいるのを発見しました。額に立派な額番がついています。じっくり観察させてもらいました。

 

石垣島に来ても生息している環境が環境なのでツルクイナの観察は難しいと思います。

そんな中で♂の成鳥を観察できるとは、、、。しかし幸運はそれでは止まりません。

 

どうやらオスのツルクイナの近くに茶色いクイナ系の鳥がいます。♀のツルクイナかと思いましたが車を移動して観察するとなんと幼鳥のようです。

 

この周辺に営巣しているんでしょうか?3羽のツルクイナ幼鳥が草むらの中を行ったり来たりしています。

 

場所の関係で♂はうまく撮影できませんでしたが、幼鳥は撮影しやすい場所に出てきてくれます。本当に運が良い。親鳥と子供を観察した上に撮影もできるなんて!!

 

Sea Beansさんやご一緒させていただいた方々には本当に感謝です。十分にツルクイナを満喫後、石垣市街地に帰り着きました。

 

最初に迎えに来ていただいた八重山郵便局の裏側まで送っていただいてバードウォッチングガイドは終了となりました。

 

本当に楽しい1日でした。それと同時にこの島で歩きや自転車で探鳥するのは非常に難しさも感じましたね。

 

ポイント同士が案外離れていることや突然のスコール、暑さに関することもそうですがなにより鳥の警戒度が車から観察・撮影するのと人間が外にでている状態で観察・撮影するのではまるで難易度が違いました。

 

歩きや自転車で探鳥していれば警戒されて飛ばれるような状況でも車ならあまり警戒されません。撮影難易度が1日目、二日目と比べて格段に楽でした。

 

もちろんガイドの方の高い発見能力で鳥に見つかる前にこちらが見つけているというのもあるんですけどね。

 

とにかく、石垣島にきて鳥を探したいが日数もないしはずしたくない!という方はぜひガイドをお願いすることをお勧めします。

  

これで1万円なら絶対に安いと言い切れます!というわけで石垣島探鳥3日目はここで終了です。

 

石垣島探鳥4日目

この日は台風1号が石垣島周辺に接近し大荒れの一日となる見込みでした。

 

ですので探鳥は昨日で終わりでいいやという考えでぎりぎりまで寝ていることにしました。

 

この日は3日間宿泊していたゲストハウスえみっくすの予約がいっぱいになっており、別の宿を予約していました。

 

とはいえ歩いて2分ほど、同じ商店街内にあるゲストハウス美ら宿石垣島という宿なのでそんなに移動の手間はかかっていません。

 

ただし、チェックインが3時からしか受け付けていないので外で時間を潰すしかないようです。

 

幸いなことに荷物はエントランスに置かせてくれるようなので重い荷物を持ち歩く必要はなさそうですが、、、。

 

結局宿を出たのが10時ごろ。鳥を探す日だったら考えられない時間帯です。

 

チェックアウトで外に出てみると、、、全然雨降っていません。なんで、、、?

 

風もちょっと強いかな?といった程度。どうやら台風1号はかなり西側に逸れた上に勢力も弱くなったようです。こうなっては何もしないのも損だと思って鳥を探しに行くことにしました。

 

時間はあるので歩きで新川河口、その流域沿いを周ることにしました。新川までは自転車で行けばすぐなのですが、歩いていくと30分くらいはかかってしまいそうな距離です。

 

暇つぶしには良い距離ですが、突然雨に降られてしまってはたまったものではありません。念のためカメラカバンに雨具を仕込んで出発します。一応台風が来る日とあってか人の数がとても少ないです。

 

市街地を通るついでに離島フェリーターミナルに寄ってみたのですが人がおらず閑散としています。

 

初日に入ってみたときはあんなに賑わっていたのに、、、。フェリーが全便欠航しているようなので当たり前といえば当たり前ですがなんだか寂しかったですね。

 

石垣島はたとえ弱い台風であっても海が荒れてしまえば交通手段が飛行機しかなくなってしまうようです。市街地にはスーパーなどがあってもこういう時には不便な場所なんだなあと再認識しました。

 

その不便さが良いといわれる方もいるようですけどね。フェリーターミナルにに寄ったので少し遠回りになってしまいましたが雨に降られることもなく、無事に新川河口到着です。

 

どうやらかなり潮が引いているようですが、砂に突き刺さっている木の周辺にツバメのような鳥が舞っています。どうやらリュウキュウツバメの幼鳥のようです。

 

撮影を試みましたが、早く飛んでいる鳥の撮影は難しいですね。おまけに天気が悪く暗いのでシャッタースピードが上げられません。

 

こういう時は良い機材が欲しくなりますね。あと撮影の腕も。

 

仕方がないので砂に突き刺さっている木の一部にピントを合わせて置きピンで撮影を行います。

 

他にはアオサギ、クロサギがいましたがアジサシ類は見当たりませんでした。次は新川上流に向かって移動し、鳥を探します。

 

川沿いにはシロハラクイナ以外何もいません。たまに電線にシロガシラが止まっていますがそれくらいです。

 

結局市街地に戻って時間を潰しますがこれで終わるのも尻すぼみで嫌です。もう一度考えた結果チェックイン後に再び探鳥に行くことに決めました!

 

とりあえず、3時にゲストハウスにチェックイン。エントランスには自転車貸し出しの文字があります。

 

歩いていくのはつらいなあと思っていた矢先だったのでラッキーです。ゲストハウスの説明を受けてすぐに自転車を借りて出発します。

 

外に降ると海側に黒い雲が見えています。しかもどんどんこっちにやってくる。2日目、3日目に引き続いてまたもスコールです。しかし、これはラッキーです!!!

 

商店街の中ににいるので濡れる心配もない上に、通常の雨と違いスコールは雨量は多いもののすぐに通り去っていくもの。そして雨が降った後は鳥も出てきやすくなるという特典付きです。

 

案の定土砂降りでしたがすぐに止みました。止んだのを確認して出発です。

 

目的地は初日にシロハラクイナ、バン、ムラサキサギを確認したサトウキビ畑と水田です。

 

自転車で道を周っているとやはり鳥の活性が高くなっているのかバンが幼鳥と一緒に走り回っています。人間を見つけると止まらずに草むらに向かって走り去ってしまうので撮影は難しいです。

 

シロハラクイナにしてもそうですがクイナの仲間は数がいる割にとても撮影しづらい気がします。

 

バンと同じくらい活性が高かったのがセッカです。いろんなところで声がします。それにあまり警戒心がないのかすぐ近くにいても飛んで行ってしまう個体は少なかったように感じます。

 

開脚して草に止まっている、いわゆるセッカ立ちを間近で見ることができて感動しました。

 

他の鳥がこの止まり方をしているのはみたことがありますが本家のセッカ立ちを見るのは初めてです。

 

干拓周りを走りながら遠くにムラサキサギやコチドリ、カルガモ、リュウキュウキジバトなどを観察します。

 

一通り見終わった後、リュウキュウヨシゴイが飛んでいるのを発見しました。そういえばリュウキュウヨシゴイをうまく撮影していないということを思い出しました。

 

そこからは他の鳥を気にせず、リュウキュウヨシゴイを探すことにしました。3日目にガイドの方がリュウキュウヨシゴイを発見していた時は、草地で首だけ出しているところを発見していました。

 

なのでそういうことをしていそうな環境を目安にして探すことにしました。30分近く探し回りましたが、なかなか発見できません。

 

やはりリュウキュウヨシゴイは探すのが難しい。飛んでいるところなら簡単にわかるのに!!そう思いながらさらに10分ほど走るとようやく見つけました。

 

それもかなり近い所にいます。すぐに警戒されてヨシゴイ系特有のあのピンと体を張るポーズを取られてしまいましたが、撮影は難なく成功しました!!すぐにその場を去ります。

 

 観察したのに取り損ねたという鳥が一匹でも減ってうれしいですね。心残りは少ない方がよいですから。

 

そのままご機嫌気分でゲストハウスまでもどり、探鳥を終了しました。この日の探鳥はここまでです。

 

次の日に飛行機で石垣島を去りました。良い鳥見のできた遠征だったと思います。

石垣島探鳥を終えて

ここからはあとがき的な感じです。

 

僕自身3日目にガイドをお願いしたとはいえ一人で離島に鳥を探すための遠征に行くこと自体が初めてでした。

 

今まで複数人での遠征はありましたが一人の力で遠征を計画して探鳥地も、移動手段も、宿泊先も自分ですべて調べて、、、ということは無かったのです。

 

いろいろと大変なことも多かったですが計画を作っていくことはとても楽しかったことも覚えています。

 

しばらく島への遠征はないとは思いますが、今後もこういうことを続けていけたらと思います。

 

最後に今回の遠征の反省を、、、

1、ガイドを頼むなら最初から頼んでおけばよかった

今回は探鳥の後半でガイドをお願いしましたが、最初のうちにお願いしておけば詳しい探鳥地を知ることができたので残りの3日間ピンポイントで鳥のいるポイントを周ることができたのではないかと思います。

 

もともとがガイドをお願いする予定ではなかったとはいえ実際に頼んでしまうとこういう後悔もでてきますね。

2、もっと石垣島の文化や風景に触れておけばよかった

お金が無かったから島特有の食などに触れられなかった、探鳥に夢中になって風景をしっかり堪能しなかったということが挙げられます。

 

実際ご飯はコンビニの菓子パンや弁当で済ましていたり風景は鳥見のついでに見る程度だったり今になれば思い残しが多々あります。

 

風景に関しては死にそうになりながらたどり着いたバンナ岳の展望台で堪能しましたが、この島にきてそれだけではもったいないですよね。

 

ですが、今回は学生の貧乏遠征。車も使えなければ外食の出費も抑えたいというのが本音です。難しい所ですね。

3、飛行機に関すること

台風によって予定にずれが発生しました。

 

予定通り8日の飛行機で石垣島を去ったのですが僕はこの日の飛行機は飛ばないだろうと予想していました。

 

ですので台風が去った後の9日の飛行機を取り直してしまったのです。

 

ピーチの安いプランは便の変更を行うと大幅な差額が発生してしまうので便変更ではなく追加で予約を行ったのですが、、、。

 

この対策が裏目に出ました。台風が逸れてしまったことで8日の飛行機が飛ぶことに!!

 

結果的に追加で予約した9日の飛行機代が無駄になってしまいました。

 

さらに悪いことに本来8日の夜の便で鹿児島に移動する予定だったのですがそちらが低気圧の影響を受けて欠航することにも。

 

結局予約変更で9日の夜の便で鹿児島に帰ることになりました。8日に石垣島を去って24時間以上関西空港で足止めされた後、9日の夜に鹿児島にたどり着くという不運っぷり。

 

お金が無いのでもちろん空港泊です。体がとても痛くなりました。石垣島でいい思いをしたのでその対価ですかね。

 

石垣島に格安で行く方法は今のところピーチを使うしかないのでどうしようもないのですがやはりこういう時には不便です。

 

今後他のLCCが就航しても便の変更や欠航時の対応に関しては同じでしょうし。

 

かといって他の大手航空会社は料金が高い。どうしようもないって感じですね!!

 

 後悔かどうか微妙なものも混じっていますが以上です。これにて4日間にわたる石垣島での探鳥記を締めくくらせていただきます。閲覧どうもありがとうございました。