はるの趣味日記

野鳥撮影系大学生の雑記ブログ

aps-cのカメラで星空を綺麗に写したい?なら星空雲台のポラリエがおすすめ

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 今回の記事のtop画像、これめちゃくちゃ奇麗じゃないですか?

 

僕もよくこういう写真を撮りに行きたいなと思っているんです。実際は意外と忙しいというか切羽詰まってて撮りに行く暇が無かったり時間があれば鳥の写真を優先しちゃったりするんですけども。 

 

僕だけでなくこういう写真って写真が好きな人なら一度は撮りたい、もしくは撮ろうとしたことがあると思うんですよね。

 

 で、実際に試した人の多くはこんな風に取れなくて挫折するんですよね。

 

ってそりゃそうですよね。わざわざ夜中にこんな風に星がきれいに見える場所まで行ったのに期待通りの写真が撮れないんですから。

 

期待があった分残念な気持ちが大きいのもわかります。

 

でも仕方ありません。インターネットにある作例とかって上手に撮れる人が撮影した上澄みの部分しか人の目に晒されませんからね。

 

 実際は試して失敗してネットに挙げられていない写真のほうが明らかに多いのです。ていうか上手い人でさえ上手に撮れたものしかネットに挙げませんからね。

 

実際に試しで撮りに行ってみた写真とギャップがあるのは仕方のないことです。

 

ではここでなぜ星の写真が失敗してしまうのでしょうか。とりあえずメジャーな2パターンを紹介してみようと思います。

1.長時間露光しすぎて星が流れてしまう

星は常に動き続けています。あ、実際は地球が回っているとかそういう指摘はいりませんよ。

 

とりあえず星が動いて見えているのですからここでは星が動いているという表現で良いのです。

 

でも自分の眼で見ていてもは星の動きってわかりにくいですよね。写真にしてみると簡単にわかるんですけど。

 

 例えば1~2分くらい星を長時間露光させてみてください。星の動きがちょっとした線になっているのが写真でもわかると思います。

 

で、今回の記事のトップの画像を見てもらうとわかる通り、奇麗な星空の写真ってほとんどが点像なんですよね。星の動きによるふくらみというかぼやけというかそういうのがないんです。

 

ソフトフィルターによる星の光をあえて滲ませたりだとか、長時間露光を何枚も合成した星の軌跡を映した写真はまた別物なのですが、たいていの奇麗な写真はふくらみやぼやけがないわけです。

 

で、大体の基準ってレンズの焦点距離にもよりますが30秒以上露光させれば星の動きが写真に写り始めます。

 

 (焦点距離が長いほど短時間の露光で星の動きが写り始めます。望遠レンズを使うことはそう無いとは思いますがそういう時は専用の赤道儀を使って撮影することになりますね)

 

で、あまり長時間露光をした場合、星の動きが線になって写ってしまってシャープな星の点像を得ることができません。

 

30秒も露光しなくてもいいと思うかもしれませんが、星空は案外暗いものです。

 

 露光時間を短くしたいならisoを上げろよって思うかもしれませんがaps-cでは我慢してもせいぜい1600が限界。画質を重視したいならもっと下げたいのがホントのところです。

 

結局のところ長時間露光しないと星がはっきりと写りません。

 

とはいえ画質がマシでも良くない写真を撮るくらいなら、isoを犠牲にして良いと思える写真を撮った方がマシな結果になるかもしれませんがカメラ単体の場合納得のいく写真を撮るのは難しいですね。

2.星の流れを防止しようとしてISOを上げすぎる

1の最後で出ましたが露光時間を減らしたいならISOを上げるのが定番でしょう。あ、絞りは解放前提で話しています。

 

で、正直最新のカメラでもISO1600は使いたくはないと思います。最新のカメラを持っていないのでイメージで話をしていますけど。

 

 

いや、別に普通の写真ならISO1600もここまで躊躇はしないでしょう。普通の写真ならですけど。

 

星空の写真って基本的に暗いですよね。星以外は黒い部分がほとんど。

 

で、暗い部分ではノイズが目立ちやすくなるので通常のISOよりも下げなければきれいな写真にはなりません。

 

 だから我慢しても1600と書いたのです。ぶっちゃけなるべく下げたい。条件の許す限り。

 

っていってもISOを上げて星を止めるのが失敗写真になるかと言われれば別に全部がそうというわけではありません。

 

今回はaps-cカメラでという話なので例外的な話になるのですが高感度耐性の強いフルサイズカメラを使えばそれで解決なのです。

 

比較的新しいフルサイズならISOを上げてもノイズは目立たないのでどんどん上げても大丈夫。1600くらいなら全然大丈夫です。

 

 

 

結局普通のaps-cカメラで撮影したんじゃ長時間露光を使ってもISOを上げても画質、写真の内容ともに満足できる写真はほとんど撮れないってことがわかってもらえたと思います。

 

 

手の打ちようがないじゃんって思いました?

 

 

たしかにカメラだけではどうしようも無いですね。性能の限界ってやつです。お金があるならフルサイズ買いましょう!!

 

 もうちょっと安い予算でっていうなら星空雲台ポラリエが問題を解決してくれるかもしれません。

 

星空雲台ポラリエ

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星空雲台ポラリエ|天体望遠鏡|製品情報|株式会社ビクセン/Vixenより引用

 

vixenという会社が販売している星空雲台ポラリエというアイテムを知っていますか?

 

三脚にカメラを乗せるための雲台に赤道儀の機能を追加したアイテムで、星や月の日周運動にあわせてカメラを動かしてくれるんです。

 

赤道儀ってなんなのかわからない人のために説明すると、日周運動で動く天体の動きに合わせて星を追尾できるようにした天体専用の架台のことです。

 

 

何言ってるかわかんないって言われたら困るので超簡単に書くと、星を追尾してくれるので長時間露光しても星は点像のままで撮影ができるアイテムってことです。

 

ポラリエを使えば

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こんな写真も

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こんな写真も撮れてしまいます。

 

...撮れてしまいますが注意が必要なのは動いている星を追尾している=止まっている風景は動いてしまうということです。

 

なので風景も入れた写真も撮影するのならあまり長い時間の長時間露光は避けましょう。

 

いや別にあんまり長くなければ長時間露光をしても星と風景を組み合わせた写真は撮影できるんですよ。ただあまり長いと失敗写真になるっていうだけです。

 

ポラリエには4つのモードがついていて

 

それぞれ月追尾モード、太陽追尾モード、星追尾モード、星景撮影モードとなっています。

 

太陽、月、星のモードに分かれている理由ですがこれらは見かけ上それぞれ違う速さで日周運動をしています。

 

日周運動のスピードが違えば追尾速度もそれに応じて変更しなければなりませんからモードを分けているんですね。

 

なのでこのあたりの違いはどの天体に赤道儀のスピードを合わせるかという違いです。

 

説明を短くするためにこの3つは星追尾モードにまとめることにして、星追尾モードと星景撮影モードの説明を行っていこうと思います。

星追尾モード

星追尾モードは完全に星の動きに合わせてカメラを動かします。太陽追尾、月追尾にモードを変えれば動きを合わせる天体が変更されるわけですね。

 

さて、動きを合わせてくれるということは長時間露光の星の流れが写真に写ってしまう心配はなくなるということですね。

 

そのため露光時間を通常時よりも増やせるのでISOを下げることができます。これで画質と写真の内容両方を満たした写真を狙うことができますね。

 

星だけ撮影する場合はこれで完璧です。多分記事トップの写真なんかはポラリエを使えば条件次第で似たような写真を撮影できるんじゃないでしょうか。

 

ですが星と風景を組み合わせて撮影する場合だと、今回みたいにポラリエ+長時間露光にすると風景側がぶれてしまいます。

 

 そりゃそうですよね。星側が動くように合わせたら今度は動いていなかった地球側の風景が動き出すのは当然です。

 

通常の三脚で星を撮影したら30秒ほどで動きが出始めるのと同じように、こっちも30秒くらいで風景に動きが出てくるでしょうね。

 

これじゃ星だけの写真は良くても星景写真はダメじゃん!って思うでしょう。

 

そのために次の星景撮影モードがあるんです。 

 

星景撮影モード

このモード、ざっくり説明すると星追尾モードの追尾スピードを半分にしたものです。

 

つまりこのモードではあまり長い時間の長時間露光はできなくなります。やったら多分星の動きが徐々に出始めるでしょうね。

 

ですが、星景写真を撮る場合、星と風景どちらも動きを出したくないという時にはこのモードが力強い仲間になってくれるはず!

 

なんでかって言うと、このモードを使えば星の線になるスピードも風景がぶれるスピードも半分になるからです。

 

もともと星はそこまで早いスピードで動いているわけではありませんから半分のスピードでも追尾できていれば十分に動きは防ぐことができるということですね。

 

 ずっと露光okにはならないですが通常時よりも長い時間の露光を可能にしてくれます。

 

ただし、動きは減りますがあまり長い時間露光し続けると星も線になるし風景はぶれているしで救いようもない写真ができます。

 

あくまで手助けだと思ってできるだけ少ない長時間露光で撮影を済ませるようにしましょう。

 最後に

このポラリエですが単三乾電池で約2時間動くそうです。なかなか微妙な駆動時間ですね。もしかしたら気温によって時間が短縮されるかもしれませんし。

 

正直言って一晩撮影し続けるには少し不安な駆動時間なので替えの乾電池を持っていくのがいいと思います。

 

 ですがそれ以外には特に問題もありませんし、レビューも良いアイテムです。値段もフルサイズカメラを買うよりはよっぽどいいですし星の写真を撮りたい人はぜひどうですかね?