はるの趣味日記

野鳥撮影系大学生の雑記ブログ

僕が野鳥撮影に使っているマンフロット MVH500AHというビデオ雲台をレビューします

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野鳥撮影のスタイルはひとそれぞれ。三脚にどデカいカメラを据えて一か所で鳥を待つ人もいれば、僕みたいに歩き回る人もいます。歩き回る撮影がメインなら、手持ちで野鳥撮影をしている人もきっと多いはずです。

 

ただ基本的には手持ちでってだけで、いつもそうというわけではありません。三脚を持ち出して撮影に臨むときもあります。本当にたまにですけど。

 

僕が使用している三脚システムなのですが、ベルボンのCARMAGNE630という古い三脚にマンフロットのMVH500AHという雲台を使っています。

 

三脚は古いですがけっこうがっしりしたやつでたしかヤフオクで7000円くらいで購入した記憶があります。安い分ぼろかったですが三脚はとりあえず固定がしっかりできればいいので気にしたら負けでしょう。

 

むしろ外観を気にせずに選ぶべき要素をきちんと選んだ自分すごいとすら思ってます! ...ごめんなさい。安かっただけです。とにかく、三脚の話は置いておいて今回のメインは雲台の方!マンフロットのMVH500AHの方です。

 

野鳥撮影をやっている人にはおそらく入門向けでコスパの良い雲台として有名だと思います。実際野鳥用にまともに使える雲台を探すとこれ以上のクラスだと、gitzoのような海外の高級メーカーが顔を出してくるんですよね。

 

そんな高い金雲台に出せるかっつーの!!!

 

雲台三脚一つに10万、20万の世界なんて恐ろしすぎる。レンズが買えてしまいます。残念ながらそんな所にかけられるお金は僕には、っていうかほとんどの人には無いでしょう。

 マンフロットMVH500AHの魅力

こういう時に(比較的)安くて、そこそこの性能で、手に入れやすいというコスパに優れた雲台ってありがたい存在ですよね。MVH500AHってそういう位置にある雲台だと個人的には思ってます。

 

ですが入門用の野鳥撮影用雲台として素晴らしい役目を果たしているMVH500AHも、ネットで検索するとあんまりレビューが出てこないんですよね。

 

野鳥撮影する人はそんな安物を使わないお金持ちばかりなのかはわかりませんが、せっかく持ってるんだし僕がレビューをしてやろうじゃないかというのが今回の趣旨です。

 

...とは言え基本的に手持ち撮影なのであまりこの雲台の出動頻度は高くありません。そういうわけで使い込んだ上でのレビューではないということを覚えておいてほしいと思います。

MVH500AHのスペック

重量 900g
コレクション/シリーズ 500
素材 アルミ
最大荷重 5kg
カウンターバランス 2.4kg
ティルトドラッグ フルード固定
パンドラッグ フルード固定
プレートタイプ 500PLONG
ベースタイプ フラットベース
center of gravity 55mm
フロントティルト -70°/+90°
バブル水準器 1
最上部アタッチメント 1/4"ネジ,3/8"ネジ
ベース側直径 60mm
certifications none
カラー
easy link はい
雲台タイプ ビデオフルード雲台
最高使用温度 60C
最低使用温度 -20C
pan bar included はい
パン回転角度 360
クイックリリース はい
可動高 10.5cm

引用:プロフルード ビデオ雲台 60mm フラットベース

 というわけでスペックを引っ張ってきました。900gっていうのは普通の雲台からするとかなり重い部類なのかなと思います。野鳥撮影雲台の中ではかなり軽い方だとは思いますけどね。

 マンフロット MVH500AHにおすすめな三脚のクラスは?

600番台のcarmagneだとちょっと使いづらいかなっていう印象を受けました。多分重さのせい、それと雲台のサイズが比較的大きいのも影響しているかなと思います。同じサイズのアルミでできた雲台なら、ちょうどバランスがとれるかもしれません。

 

全体的な重量は重くなりますが、頭でっかちな三脚ほど使いづらいものは無いと思うので三脚のサイズによってはこの雲台を諦めるか、安くて大きいアルミの三脚を別で用意するかのどちらかですね。

 

野鳥撮影にビデオ雲台を使うのは最近の流行りですが、自由雲台や3way雲台よりはよっぽど使いやすいと思うのでこっちのがベターなんでしょう。

 

お金持ってる人はザハトラーのビデオ雲台からパン棒を外したみたいなやつとか、ジンバル雲台とか使ってますから、最高の操作性とか求めだすならそっちに行くことになるんでしょうけど。

マンフロット MVH500AHの良いところ

スペックを踏まえたうえでMVH500AHの良いと思うところを挙げていきます。

マンフロット MVH500AHは動きが滑らか

入門用のビデオ雲台とはいえパン棒の動きがそこそこ滑らかで使いやすいです。突然かくっと動いたり止まったりすることもありませんでした。

 

おかげで扱いやすくなっていて、ファインダーを覗きながら空いた手でパン棒を操作して被写体を追いかけるということもできます。

 

ただ、動いている被写体を軽々追えるくらいの操作性か?って言われたらちょっと厳しいかも。使いこなしているとは言えないので断言はできないのですが、個人的にはそこまで飛んでる鳥みたいな早い被写体を追えるほどか?と聞かれたら答えはNOです。

 

カウンターバランスのせいなのかわかりませんが、動かすときにわりと強めの抵抗を感じるので早く動かすのは難しいです。できるのかもしれませんが、そこそこ扱いに慣れてからじゃないと無理なんじゃないかと思います。

マンフロット MVH500AHは値段が安い

正直この雲台の最大のメリットはここだと思います。

  • 3kg以上の重量級機材を扱えるビデオ雲台である
  • 良好な操作性
  • 作りがしっかりしてる
  • クイックシューがロングプレート

など野鳥用の撮影機材として望ましい部分をちゃんと満たしたうえで安い。まぁ、安いって言っても1万5千円近くするんですけどね。

 

ただ、間違いなく一眼レフでの野鳥撮影に使えて今のところで一番コスパの良い雲台は何?って聞かれたらマンフロットのMVH500AHと答えると思います。

 

発売から結構時間が経ってるんですが、いまだにこれが一番いいんじゃない?くらいに思ってます。それかもう一段階小さいフルードビデオ雲台のx-proフルードビデオ雲台が軽さを求めるならいいかもしれません。

 

操作性とか落ちてるかもしれませんけど、軽い雲台が良いって人はMVH500AHよりもこっちかなって感じです。個人的なお勧めはMVH500AHですけども。

さて、ぶっちゃけこれ以上の雲台に手を出そうとすると、値段が倍近くしてくる世界です。必要な性能を満たした雲台って条件でなら多分コイツが一番安いんじゃないですかね?

マンフロット MVH500AHにはカウンターバランスがある

この雲台には2.4kgのカウンターバランスが付いています。カウンターバランスって言うとかっこいいですが、ただの反発力で水平の状態に戻ろうと力が働きます。

 

人によって好みが分かれますが、個人的にはこのカウンターバランスもお気に入り。これがあるおかげで、三脚にありがちな頭カックンが減ります。

 

それにカウンターバランスがあるおかげで、いちいち固定ノブを締めなくてもカメラのブレを抑えることができます。もちろん長時間露光とかは無理ですけど、ある程度シャッター速度を遅くしても大丈夫になります。

 

野鳥写真ってあんまりシャッター速度を落としてもいいことないんですよね。確かにシャッター速度を落とせば写真は明るくなるんですけど、野鳥がちょこっと動いて失敗写真になるってことが多いんです。

 

なので結局カウンターバランスで抑えられるくらいのシャッター速度までしか使うことはできません。だったらこの雲台のカウンターバランスは、ノブを固定する作業を無くしてくれるんだから機動力に繋がるよね!って話なんです。

マンフロットMVH500AHの悪いところ

いいところを挙げたので、次は悪いところを見ていきたいと思います。

マンフロット MVH500AHは重たい

重い。雲台単体でだいたい900g。3kgのカメラを担いで写真撮って回ってるんだから我慢しろって思うかもしれませんが、重いものは重いです。

 

それに三脚のシステムは雲台だけじゃありません。三脚本体の重さも追加されますし、軽い三脚を使うと全体としてのバランスが悪くなります。

 

なのでどうしても三脚自体も重くなりがち。今僕が使っている三脚もそこそこ丈夫なやつですが、それでもちょっとバランスが悪くなっています。

 

雲台だけならともかく、三脚全体を持ち歩くのは結構厳しかったりします。ぶっちゃけ僕が三脚を持ち歩かない原因の半分はこれなんですけどね...。ちなみにもう半分はすぐにカメラを構えることができなくなること。

マンフロット MVH500AHは操作性が良くない

動きが悪いとかではなく、単純にノブやパン棒の設置が微妙かなーって思ったり。

 

僕みたいに移動の時以外は基本、固定ノブを締めないような撮影スタイルならいいんですけど、ノブ、パン棒、シャッターボタンが離れたところにあるのでワンアクションで固定してシャッターを切る動作ができません。

 

雲台によってはパン棒を回せばロックされるようなのもあるので、そのあたりに比べるとちょっと操作性が悪いのかなと思いました。...構造的に無理なんですかね?

 

まぁ、そういうことなのでパン棒で調整しながら固定してすぐシャッターを切りたい人はレリーズをカメラ側に装着しておくのがおすすめかも。

 

パン棒と一緒にレリーズを握って撮影しましょう。有線でもいいですが、コードが邪魔だと思う人はワイヤレスのレリーズを使うと快適だと思います。

結局マンフロット MVH500AHは買い?

個人的にはやっぱり重たいことがこの雲台の最大のデメリットだと思っています。そもそも三脚を持ち歩くのが嫌な人間なので、もしかしたら他の人にとってはこれくらい苦にならないかもしれません。

 

実際野鳥撮影のフィールドで見かける三脚みんな重そうです。我慢して使ってるのか、そんなもの苦にならないように鍛えてるのかはよくわかりませんけど。 

 

で、重たいことや操作性に対して余りあるコストパフォーマンス。ぶっちゃけ安いと思います。値段が倍していたらこの雲台を買わないとは思いますが、この値段なら選ぶ価値は間違いなくあるかなー、と。

 

ちなみに僕はcanonのeos 7dとtamronの150-600を普段から使っています。合わせてだいたい3kgちょいなので野鳥撮影機材の中ではまだまだひよっこ。ただし普通の一眼レフシステムから見たらかなり重たいクラスです。 

 

このくらいの重量なら雲台に載せても、何の問題もなくカメラを固定できました。見た感じまだ余裕はありそうでしたが、これ以上の重さの機材を載せていないので何とも言えないところでもあります。

 

もしかしたらもっと重たい機材を乗せたら動作に違いが出てくるかもしれません。そうなったらもっと高い雲台と三脚を買ってください!

 

以上でマンフロットMVH500AHのレビューを終わろうと思います。読んでくださってありがとうございました!